熱帯低気圧が台風に発達予想 接近前の28日(火)頃の雨に要注意
ウェザーニュース / 2024年5月25日 16時30分
5月25日(土)15時現在フィリピン付近にある熱帯低気圧について、気象庁は今後台風に発達する見込みと発表しています。台風が発生すると台風1号と呼ばれることになります。
台風そのものが本州に及ぼす影響は限定的とみられますが、接近前の28日(火)頃に前線による雨の強まりが予想されています。
▼熱帯低気圧 5月25日(土)15時
中心位置 フィリピン
移動 西北西 25 km/h
中心気圧 1006 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
転向して本州の南を北東進
この熱帯低気圧は今後勢力を強めて台風に発達する予想です。その後もさらに発達し、3日先の28日(火)頃には暴風域を伴うことが予想されています。
フィリピン付近を北上したあと次第に進路を北東に変え、本州の南を北東に進む見込みです。沖縄県の大東島地方や、東京都の伊豆諸島などに接近する可能性が高まってきました。風雨の強まりへの備えを進めるようにしてください。
一方、台風は本州から離れて通過する可能性が比較的高く、本州付近では台風そのものの影響は限定的とみられます。念のため今後の進路にご注意ください。
台風の接近前に前線の影響で雨が強まるおそれ
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202405/202405250185_box_img3_A.png?1716619642)
週間天気図
一方で、台風の北上前の28日(火)〜29日(水)頃には、東日本や西日本で前線による雨が予想されます。台風の東側にある湿った空気が前線に向かって流れ込むため、このタイミングで前線の活動が活発になる可能性があります。
上空の気圧の谷が通過する28日(火)頃を中心に、太平洋側の地域を中心に大雨となるおそれがあるため、台風がまだ遠くに離れていても雨の情報にご注意ください。
台風発生すればおよそ5か月ぶり
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202405/202405250185_box_img5_A.png?1663832586)
平年の台風発生数
次に台風が発生すると、昨年12月17日に発生した台風17号以来で、台風1号と呼ばれることになります。台風が発生すればおよそ5か月ぶりで、今年になってからは1つめの台風です。
台風発生数の平年値を見ると、1月〜4月にかけては平均1つ未満ですが、5月以降は1つ以上になっていて、ちょうど台風の発生が増え始める時期といえます。7月にかけては梅雨前線の活動も活発になる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
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