火曜日頃は西日本や東日本で大雨警戒 台風1号の間接的な影響で前線活発化
ウェザーニュース / 2024年5月26日 17時45分
週前半の28日(火)頃は前線や低気圧の影響で、西日本から東日本で本降りの雨になります。
台風1号(イーウィニャ)の間接的な影響で暖かく湿った空気が流れ込むことで前線の活動が活発になり、太平洋側の地域を中心に大雨のおそれがあるため警戒が必要です。
台風1号の東側にある暖かく湿った空気が流れ込む
明日27日(月)は日本海を進む低気圧からのびる前線などの影響で、西日本や東海、北海道を中心に雨の降る所が多い予想です。28日(火)になると東シナ海から別の前線が接近し、上空の気圧の谷が深まることで前線上には低気圧が発生して太平洋側を進むとみられます。
また、今日5月26日(日)9時にフィリピン付近で発生した台風1号が、28日(火)頃には沖縄の南に進んでくる予想です。この台風の東側にある湿った空気が前線に向かって流れ込むことで、西日本〜東日本付近では前線の活動が活発になることが考えられます。
西日本や東日本は本降りの雨になり、特に太平洋側の地域では広い範囲で雨が強まる可能性があります。局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれもあり、道路冠水や河川・用水路の増水に警戒が必要です。大気の状態が不安定になるため、雷や突風にも注意してください。
雨の強い範囲は時間とともに東へ移っていくとみられます。関東は28日(火)の深夜から29日(水)の未明頃が雨のピークとなる予想です。雨が強まる前から風が強く可能性があるため、飛ばされやすいものは早めに屋内へ仕舞うなど対策を行なってください。
山沿いでは総雨量が200mm超の可能性も
27日(月)9時〜29日(水)9時の48時間予想積算降水量
29日(水)朝までの総雨量は、九州から東海の太平洋側で100mmを上回る予想です。特に、南からの湿った空気が山にぶつかるなどして雨雲が発達しやすい近畿や東海の山沿いでは、総雨量が200mmを超えるおそれがあります。
前線の動きや湿った空気の流れ込み方によって雨の強まる地域は変わってきますので、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
台風の予報があるとその中心に目が行きがちですが、今回は台風が遠くにある段階で雨が強まります。進路図の日付に惑わされず、早めに雨への備えを行うようにしてください。
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