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九州で非常に強い雨 午後にかけて強雨は東へ拡大予想 夜は関東も雨風注意

ウェザーニュース / 2024年5月28日 7時55分

ウェザーニュース

昨夜から前線の活動が活発になり、西日本・東日本の広範囲で雨が降っています。今朝になり九州付近には発達した雨雲がかかっていて、線状降水帯が形成されるおそれもあります。

午後にかけては西日本から東日本の広い範囲で非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあるため警戒が必要です。

活発な雨雲の帯が九州に伸びる

前線に向かって雨雲のもととなる非常に湿った空気が強く流れ込み、朝鮮半島付近に寒気を伴った気圧の谷が近づくことで前線上に低気圧が発生。周辺では雨雲が発達しています。特に九州では東シナ海から活発な雨雲が流れ込み、連なっている状況です。

宮崎県のえびの高原では6時30分過ぎに1時間に55.0mmの非常に激しい雨を観測しました。7時30分までの1時間には熊本県湯前町の湯前横谷で30.5mmの激しい雨を観測しています。昨日から断続的に雨が強まっている九州では、連続雨量が300mm近くに達しているところがあり、すでに災害の危険性が高まっているため大雨や洪水警報が発表されているところがあります。

東シナ海には発達した雨雲がまだ控えており、このあとも非常に激しい雨の降るおそれがあり、警戒が必要です。

河川の増水や土砂災害などに警戒を

低気圧が東に進むのに伴って、激しい雨のエリアは東へ移っていきます。九州では午前中いっぱい断続的に激しい雨が降る見込みで、四国では昼前後に、近畿では夕方にかけて雨が強まる見通しです。その後も雨雲は東へ進み、夕方〜夜には東海や北陸を活発な雨雲が通過する予想となっています。

明日の朝にかけて、九州ではさらに100mm前後の雨が予想されています。また、このあと雨が強まる四国から北陸・東海の多いところでも200mm以上に達する見込みです。大規模な道路冠水や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫、土砂災害などに警戒をしてください。

関東は遅い時間ほど雨風が強まる

関東も朝から雨が降っていて、午後は本降りの雨のところが増えてきます。低気圧が発達するため南寄りの風が強まり、沿岸部では瞬間的に20m/sを超える風が吹く見込みです。

夜になると関東西部や北部を中心に発達した雨雲が広がり、1時間に30mm以上の激しい雨の降るところがあります。風はさらに強まるため、鉄道に遅れが生じるなど交通機関に影響が出るような荒天になる見通しです。

遅い時間ほど荒天のリスクは高まりますので、できるなら早めに帰宅をするようにしてください。

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