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西日本から東海は梅雨入り前の大雨災害に警戒 関東は雨風強く荒天に

ウェザーニュース / 2024年5月28日 10時50分

ウェザーニュース

今日28日(火)は日本付近に伸びる前線の活動が活発になっていて、西日本から東海では大雨災害のおそれがあります。関東も局地的に雨が強まり、南寄りの強風にも注意が必要です。

非常に湿った空気の流入で雨雲が発達

日本列島の太平洋側に前線が伸びていて、そこに向かって湿った空気が強く流れ込んでいます。空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつである、相当温位は最大で348K以上と、梅雨の時期に大雨をもたらすケースに近いレベルです。

さらに朝鮮半島付近に寒気を伴った気圧の谷が進んできたことで前線上に低気圧が発生し、その前面で特に雨雲が発達しています。発達した雨雲は西日本から東海の広範囲を覆っていて、各地に大雨警報や洪水警報が発表中です。

10時30分までの1時間には高知県香美市・繁藤で59.5mmの非常に激しい雨を観測。九州南部の多い所では降り始めからの雨量が300mmに達しました。

午後は四国から東海で激しい雨

午後は低気圧の東進に伴って、激しい雨のエリアが東に移っていきます。

昼過ぎにかけては四国から近畿、夕方にかけては東海や北陸を活発な雨雲が通過する予想で、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降る見込みです。線状降水帯が形成された場合は、さらに雨の強まる可能性があります。

大規模な道路冠水や低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害などの危険性が高まりますので警戒が必要です。

関東は今夜が雨風のピーク

関東は西日本や東海ほどの激しい雨にはならない見通しですが、それでも活発な雨雲が通過するタイミングでは土砂降りの雨になります。特に西部や北部の山沿いでは雨雲が発達しやすく、今夜にかけて強い雨に注意が必要です。

また、低気圧が発達しながら近づいてくるため夕方以降は南寄りの風が強まり、瞬間的には20m/sを超える強風が予想されます。横殴りの雨になって傘を差すのが危険なほどになる見込みです。強風によって鉄道の遅れや高速道路の速度規制など交通機関に影響が出ることも考えられます。

夜遅い時間ほど風による影響が大きくなるとみられますので、できるだけ早めに帰宅をするようにしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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