関東や九州など広く夏日予想 昨日との気温差が大きいところも

ウェザーニュース

今日29日(水)は西日本では朝から晴れていて、強い日差しのもとで気温が上昇します。朝は雲の多い関東でも天気が回復して昼間は気温が上がる見込みです。関東から西の太平洋側では25℃以上の夏日になるところが多く、汗ばむ陽気となります。

一方、北海道は昨日から大幅に気温が下がる予想です。

熊本など一部では真夏日予想

昨日、荒天をもたらした低気圧と前線は東の海上へ抜け、西から天気が回復しています。回復の遅れている関東もだんだんと雲が取れて日差しが届く予想です。日差しに加えて、上空には南から暖かな空気が流れ込むため、太平洋側ほど気温が上がるとみています。

午後の予想気温の分布を見ると、関東や東海、九州などで25℃以上を示すピンク色の領域が広がっています。九州の一部には30℃以上を示す赤い領域も見られ、熊本市の最高気温は32℃と真夏日の予想です。昨日と比べると10℃も高く、かなり暑く感じられそうです。西日本では昼間は雨が降っていた昨日と比べると大幅に気温が上る見込みです。

日差しも強いので、紫外線対策や熱中症対策も忘れずに行ってください。

北海道では肌寒い一日に

一方で、北海道では雲の多い一日で、上空の暖かい空気も届かず気温が上がらない予想です。さらに北寄りの風が吹くため、平年を下回って4月下旬並みの気温となるところが多くなります。

特に道東のオホーツク海側では昼間でも5℃前後となり、網走では最高気温が6℃と昨日は朝に観測した最高気温よりも12℃も低くなる予想です。一日を通して肌寒くなるので、暖かい服装でお過ごしください。