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台風1号が温帯低気圧に変化 関東は本降りの雨に注意

ウェザーニュース / 2024年5月31日 5時55分

ウェザーニュース

5月31日(金)3時、台風1号(イーウィニャ)は日本の南で温帯低気圧に変わりました。

台風1号から変わった低気圧が湿った空気を運んできたため、今日午前中は関東で本降りの雨となり、局地的に激しい雨の降るおそれがあり注意が必要です。

▼温帯低気圧 5月31日(金)3時
 中心位置   日本の南
 移動     北東 30 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   20 m/s

通勤時は雨の強まりに注意

台風1号は温帯低気圧に変わりましたが、周辺では最大風速20m/sの台風並みの風が吹いています。伊豆諸島では昼頃にかけて、強い雨や強風に注意が必要です。高波にも警戒してください。

関東でも明け方から雨が強まってきました。関東南部では発達した雨雲が通過し、通勤通学時間帯に激しい雨となる可能性があります。道路冠水や視界不良などの心配もあるため、時間に余裕をもって行動してください。

また、沿岸部では段々と風が強くなる予想です。夕方にかけて房総半島など所々で北東の強い風が続きます。横殴りの雨となることもありますので、外出の際は丈夫な傘をお持ちください。

朝の冷え込みはないものの、昼間はほとんど気温が上がりません。雨や風の強まるタイミングもあるため、昼間も上着があると良さそうです。

また、午後になると関東各地で雨が止んできます。帰宅時は傘の忘れ物にも注意が必要です。

南シナ海で新たな台風発生の可能性

台風1号とは別に、気象庁は南シナ海の熱帯低気圧について「12時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。次に台風が発生すると台風2号と呼ばれることになります。

▼熱帯低気圧 5月31日(金)3時
 中心位置   南シナ海
 移動     北 ゆっくり
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

この熱帯低気圧は今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高くなってきました。その後はさほど勢力を強めないまま中国の華南に上陸して勢力を落とす予想です。台風としての日本への直接の影響はない見込みです。

ただし、この熱帯低気圧周辺の湿った空気の影響で梅雨前線の活動が活発になる可能性があり、6月2日(日)〜3日(月)頃に沖縄で雨が強まる可能性があります。今後の情報にご注意ください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風1号の名前「イーウィニャ(Ewiniar)」はミクロネシアが提案した名称で、嵐の神という意味のチューク諸島の伝統的な言葉からとられています。

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