12時間以内に新たな台風発生の可能性 発生すると“台風2号”
ウェザーニュース / 2024年5月31日 11時20分
南シナ海の熱帯低気圧について、気象庁は「12時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風2号と呼ばれることになります。台風として日本への直接の影響はないものの、沖縄では台風から変わった低気圧による大雨に注意が必要です。
▼熱帯低気圧 5月31日(金)9時
中心位置 南シナ海
移動 北 ゆっくり
中心気圧 1000 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
中国上陸後 沖縄で大雨のおそれ
この熱帯低気圧は今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高くなってきました。
その後はさほど勢力を強めないまま中国の華南に上陸して勢力を落とす予想です。台風としての日本への直接の影響はない見込みです。
ただし、台風から変わった低気圧が6月2日(日)から3日(月)にかけて沖縄付近を通過する可能性が出てきました。周辺では大雨となるおそれがあるため、今後の情報にご注意ください。
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202405/202405310095_box_img1_A.png?1716457146)
台風発生すれば今年2つめ
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202405/202405310095_box_img5_A.png?1663832586)
平年の台風発生数
次に台風が発生すると、26日(日)に発生した台風1号以来で、台風2号と呼ばれることになります。台風が発生すればおよそ1週間ぶりです。
台風発生数の平年値を見ると、1月〜4月にかけては平均1つ未満ですが、5月以降は1つ以上になっていて、ちょうど台風の発生が増え始める時期といえます。7月にかけては梅雨前線の活動も活発になる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
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