週間天気予報 週明けにかけ「寒冷渦」で大気不安定

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週明けにかけ局地的な雷雨等に要注意
・沖縄は台風2号の間接的な影響で大雨か
・気温は平年並みか低め 寒暖差に注意

週前半にかけて「寒冷渦」の影響で大気の状態が不安定となるため注意が必要です。

週明けにかけ局地的な雷雨等に要注意

週間天気図

6月2日(日)〜4日(火)頃にかけて、寒気を伴った上空の低気圧「寒冷渦」が日本付近をゆっくりと通過します。この影響で大気の状態が非常に不安定となる予想で、雨雲が発生・発達しやすい状況が続きます。

特に2日(日)〜3日(月)は東日本の各地や東北地方で雨雲が発達しやすく、積乱雲の発達の程度によっては落雷や突風、降ひょう等のシビアな現象を伴って大雨となるおそれがあり、要注意です。

沖縄は台風2号の間接的な影響で大雨か

台風2号は今日6月1日(土)にも大陸に上陸して勢力を落とし、熱帯低気圧に変わる見込みです。日本への直接の影響はありません。

ただ、沖縄付近に停滞する梅雨前線に向かって台風由来の湿った空気が流れ込むため、6月2日(日)から3日(月)にかけて前線の活動が活発化し、大雨となる可能性があります。今後の情報にご注意ください。

気温は平年並みか低め 寒暖差に注意

上空の寒気や地上の気圧配置、日照等の影響で、週中頃にかけては気温がこの時期としては低めで経過するところが多そうです。極端な寒さは予想されないものの、体調管理にお気をつけください。

週後半になると晴れるところが多く、気温は概ね平年並みの所が多そうです。北日本などではこの時期としては気温が高くなるところもあるため、日々の気温差にもご注意ください。