北海道は広い範囲で雨 寒気南下で気温も大幅低下

ウェザーニュース

今日5日(水)の北海道は広い範囲で雨が降っています。局地的に雨雲が発達し、強雨や雷雨になる可能性があるため注意が必要です。

気温も昨日4日(火)より下がっている所が多く、肌寒くなっています。

寒気を伴った低気圧が接近

北海道には上空5500m付近で−21℃以下とこの時期としては強い寒気を伴った低気圧が接近しています。大気の状態が不安定になり、9時30分現在は道央や道北の一部で雨雲が発達している状況です。札幌市など、1時間に1.0mm前後の雨を観測しています。

低気圧は夜にかけて南東方向にゆっくり進む予想で、雨の強まる範囲も東側に移っていくとみられます。昼頃までは道央や道北、午後は道東の内陸山沿いを中心に、急な強い雨に注意が必要です。雷を伴うおそれもありますので、黒い雲が近づいてきたら建物の中に避難するようにしてください。

最高気温は4月下旬並みの予想

5日(水)9時30分の気温前日差

寒気の南下によって、気温も大幅に下がっています。9時30分時点の気温は、札幌で昨日より6.3℃低い12.3℃、旭川で6.2℃低い12.4℃、紋別で3.7℃低い8.9℃です。

午後も道央や道北、道東オホーツク海側を中心に気温はあまり上がらず、ほとんど横ばいになるとみています。最高気温は4月下旬並みの所が多く、肌寒く感じられそうです。

昨日からの体感温度の変化が大きくなっていますので、体調管理をしっかりと行ってください。