地球の平均気温 12か月連続で当月の過去最高を更新 欧州機関
ウェザーニュース / 2024年6月9日 12時30分
EU=欧州連合の機関であるコペルニクス気候変動サービスは5月の地球の平均気温は1991年から2020年の平均より0.65℃高く、12か月連続で過去最高を更新したと発表しました。
3月以降は偏差が小さくなる傾向
コペルニクス気候変動サービスの最新の気候速報によると、5月の世界の平均気温は15.91℃で、産業革命前の基準期間である1850年から1900年の平均気温に比べて1.52℃高くなりました。昨年の6月以来12か月連続で過去最高を更新したことになります。
この1年間を平均すると、産業革命前よりも1.63℃高く、パリ協定の努力目標である1.5℃を上回る水準です。
ただ、月毎の偏差で見ていくと3月からは緩やかながら小さくなる傾向が続いており、6月以降の動向が注目されます。
今後5年間は産業革命以前より1.1〜1.9℃高い予想
WMO(世界気象機関)は5日(水)に今後5年間の見通しに関する報告書を発表しました。
それによると2024年から2028年までの各年における世界の平均地表温度は、産業革命以前の平均よりも1.1〜1.9℃高い予測で、このうち1年は80%の確率で1.5℃を上回る見通しです。
ただし、年単位の短期間における温暖化は、パリ協定の目標である1.5℃未満の恒久的な違反には相当しないとしています。
今後、温暖化が進んだ場合は、1.5℃を上回るケースが増加すると考えられ、WMOは温暖化対策の緊急性は高いと述べています。
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