週末に梅雨前線が北上 来週は南の海上に停滞し動き次第で梅雨入りも

ウェザーニュース

週末から来週にかけて梅雨前線が日本の南の海上に停滞するようになります。来週後半は本州に近づく日が多くなり、次第に梅雨入りする見通しです。

梅雨前線の予想に不確実性

明日8日(土)は九州に低気圧が近づき、明後日9日(日)には梅雨前線が北上する予想となっています。コンピューターのシミュレーションでは陸地に近づく予想をしているものもあり、前線の動向次第で梅雨入りのタイミングが変わってくる見込みです。

九州南部などは早ければ明日か明後日に梅雨入りしてもおかしくありません。現時点では来週11日(火)から12日(水)にかけて少し南に離れる可能性が高く、広い範囲での梅雨入りは来週半ば以降になる見通しです。

西日本の太平洋側で曇りや雨の日が多い

ウェザーニュースが7日(金)に発表した10日間予報でも、鹿児島は曇りや雨の日が続き、晴れ間が出るのは11日(火)のみとなっています。高知も晴れる日は少なく、11日(火)の天気によっては早い段階で梅雨入りが発表されるかもしれません。

大阪や東京は来週末まで雨が予想されていませんので、梅雨入りは来週になる可能性が高いとみられます。

いずれにしても遅れ気味だった梅雨入りが近づいていることは確かで、この先は晴れたの日の日差しを有効に使うようにしましょう。