九州南部や四国太平洋側で激しい雨降るおそれ 低気圧が接近

ウェザーニュース

今日6月9日(日)は九州南部付近で発生する低気圧が四国沖に進むため、西日本や東海では朝から広範囲で雨が降っています。

九州南部や四国太平洋側などでは低気圧の接近により局地的に激しい雨の降るおそれがあるため注意してください。

1時間に50mm近い激しい雨を観測

低気圧の発生が見込まれる領域の東側では暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となっていて、朝から雨雲の発達しているところがあります。鹿児島県肝付町のアメダス内之浦では、7時20分までの1時間に48.0mmの激しい雨を観測しました。このほか、宮崎県や大分県、高知県、山口県、広島県などで本降りの雨となっているところがあります。

鹿児島の大隅半島付近にある活発な雨雲は、このあと四国の太平洋側にも激しい雨を降らせる可能性があります。道路の冠水や低地の浸水等にご注意ください。

瀬戸内や近畿南部などでも、午後にかけて本降りの雨の降るところが広がる可能性があります。せっかくの日曜日ですが、お出かけの際は土砂降りの雨にお気をつけください。

関東でも夜になると雨の降り始める可能性があります。雨雲レーダーの予想などを参考にしてください。