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週間天気 来週は本州にも梅雨の気配 気温は30℃前後と高めで推移

ウェザーニュース / 2024年6月14日 14時40分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・今週末は南北を雨雲が通過
・来週後半は梅雨前線が本州付近に北上か
・気温はこの時期としては高めで推移

今週末からは梅雨前線が北上し、本州の南に停滞する日が多くなりそうです。気温は高めで推移し、晴れる日は30℃以上の真夏日となるところもあります。

今週末は南北を雨雲が通過

15日(土)は梅雨前線が本州の南岸に北上し、低気圧が東進する予想です。西日本や東日本では雲の多い空となり、太平洋側の沿岸地域ほど雨の降る可能性があります。ただ、陸地への雨雲の広がり方は限定的で、広範囲での雨にはならない見込みです。

16日(日)は西日本や東日本の太平洋側で雨の降るところは少なくなるものの、北日本や北陸など日本海側では上空の気圧の谷が通過する影響で雨が降る予想です。北海道では週明けの17日(月)も雨の降るところがありそうです。

来週後半は梅雨前線が本州付近に北上か

週間予想天気図

梅雨前線は週明け以降も本州南岸に停滞し、来週前半は本州付近では曇ったり晴れたりの天気となりそうです。18日(火)頃にいったん前線が北上するタイミングがあるものの、長続きはしない見込みです。21日(金)以降になると低気圧の接近とともに梅雨前線が本州付近にまで北上することが示唆されていて、広範囲で雨の降る可能性があります。

まだ梅雨入りの発表がない関東甲信〜九州北部地方などでは、今週末から来週後半のどこかで梅雨入りとなる可能性が高くなっているといえそうです。


なお、梅雨前線が停滞している沖縄・奄美では、これまでに降った雨で地盤が緩んでいて、土砂災害が発生しやすくなっています。地盤の緩い傾斜地など危険な場所には引き続き近寄らないようにしてください。

気温はこの時期としては高めで推移

この先一週間も気温は大きく下がることはなく、西日本や東日本を中心に最高気温が30℃前後の日が続く予想です。特に晴れる日は30℃以上の真夏日になるところが多くなる可能性があります。

平年であれば関東以西の各地は梅雨の時期に入り日照が少なくなるため、雨が少なめの今年は平年のこの時期と比べると気温が高い状況が続くと言えそうです。

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