関東で今年初めての猛暑日 茨城県大子町で35℃を観測

ウェザーニュース

昨日気温が低めだった関東も今日6月14日(金)は暑くなり、茨城県大子町のアメダス大子では35℃を観測しました。関東では今年初めての猛暑日です。

前日差も5℃以上と大きくなっています。こまめな水分補給など熱中症予防を意識的に行ってください。

今年の猛暑日は全国で3地点目

アメダス大子では、雲が優勢だった昨日は最高気温が30℃未満だった一方、天気が回復した今日は朝からハイペースで気温が上昇し、12時20分過ぎに35℃を突破しました。猛暑日になるのは関東では今年初めてで、全国でみると一昨日の梁川 (福島)、昨日の久留米(福岡)に続き3地点目です。12時30分までの今日の全国最高気温となっています。

東北〜九州にかけての各地は高気圧に覆われて晴れている所が多く、平年のこの時期と比べるとかなり気温が高くなっています。東京都心をはじめ、最高気温が30℃以上の真夏日になっている所が多く、午後は大子以外にも近畿や関東の内陸の地域で35℃以上の猛暑日になる可能性があります。

東京でも今年これまでで一番の32℃程度まで気温が上がる予想で、これは一年で最も暑い8月上旬の平年値に匹敵します。

梅雨前線の南に控える高温多湿の空気とは暑さの質が違うものの、まだ暑さに慣れてない時期ですので、熱中症予防を意識的に行うようにしてください。