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梅雨前線が北上しきらず 関東などの梅雨入りは遅れる見通しに

ウェザーニュース / 2024年6月14日 18時0分

ウェザーニュース

明日15日(土)は一旦、梅雨前線が本州の近くまで北上しますが、すぐに離れる見込みです。その後も付かず離れずを繰り返すような形で、関東などの梅雨入りは6月下旬までずれこむ可能性が高まってきました。

太平洋高気圧が北へ張り出さず

この先1週間は梅雨前線が本州の南の海上に伸びる予想となっています。明日は本州のかなり近くまで北上し、このまま停滞すれば各地で梅雨入りとなるのですが、明後日16日(日)〜17日(月)にかけては南に離れる見込みです。

18日(火)〜19日(水)に再び北上したあと20日(木)はまた離れ、西日本、東日本でも曇りや雨の日はあまり続きません。21日(金)は大陸から低気圧が進んできて大きく梅雨前線が北上する予想です。広い範囲で梅雨らしい天気になるのはこのタイミングまでずれ込むとみられます。

太平洋高気圧の北への張り出しがまだ強くないことや、大陸から北日本方面に気圧の谷や寒冷渦と呼ばれる寒気を伴った低気圧が度々通過することで、前線が本州付近に停滞しにくくなっています。

梅雨入りが6月下旬にまで遅れる地域も

ウェザーニュースが14日(金)に発表した週間予報では、来週前半にかけて広範囲で雨が予想されている日がなく、19日(水)や20日(木)は各地で晴れ間が出る見込みです。

前線の予測にはある程度の不確実性があるものの、現時点では21日(金)以降に梅雨入りとなる可能性が高くなっています。梅雨入りの発表が6月下旬までずれ込むケースは少なく、関東甲信では2007年以来、16年ぶりです。

その一方で、梅雨明けは平年並みか少し早くなると予想していて、今年は梅雨の期間が短くなると考えられます。ただ、降水量は西日本を中心に平年よりも多い予想で、短期間に集中して降るおそれがあるため、梅雨入りが遅れていても雨への備えはしっかりと進めるようにしてください。

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