奄美・徳之島に再び発達した雨雲 24時間雨量は200mm超に達する

ウェザーニュース

奄美・徳之島では今日の早朝から断続的に活発な雨雲が通過し、雨量が増加しています。午後になり、また発達した雨雲がかかってきたため、土砂災害などに警戒が必要です。

今日いっぱいは厳重な警戒が必要

梅雨前線の南側に非常に暖かく湿った空気が流入することで、活発な雨雲の帯が形成されています。雲の帯の位置は今日の早朝からほとんど同じような所に停滞していて、徳之島がちょうど雨雲の通り道です。

徳之島の伊仙町では10時59分までの1時間に50.0mmの非常に激しい雨を観測し、昨日の雨と合わせた24時間雨量は13時30分の時点で204.0mmに達しました。一旦、雨が小康状態になったタイミングはあるものの、午後になって活発な雨雲がかかり、雨が強まってきています。

少なくとも今日いっぱいは雨雲の通り道となるため、土砂災害の危険性が高い状況が継続する見通しです。13時30分現在、徳之島町には避難指示が発表されています。雨が落ち着くまで安全な所で過ごしようにしてください。