梅雨前線南下し奄美や沖縄で雨 土砂災害の発生に注意を

ウェザーニュース

今日19日(水)は梅雨前線が奄美大島付近まで南下しています。前線に近い奄美や沖縄は雨が降りやすく、土砂災害などに注意が必要です。

沖縄は6月の雨量多く、土砂災害の危険性が高い

梅雨前線に伴う雨雲は奄美地方を中心に広がっていて、各地に雨を降らせています。活発な雨雲が通過するタイミングでは一時的に雨が強まり、5時51分までの1時間には徳之島の伊仙町で22.5mmの強い雨、8時43分までには与論島で14.0mmのやや強い雨を観測しました。

これから午後にかけても奄美地方で雨の降りやすい状況が続き、沖縄本島でも湿った空気の影響で雨の降ることがある見込みです。


沖縄本島では6月に入ってからの雨量が多く、昨日18日(火)までに那覇市で観測史上3番目の多さになる763.5mmを観測しています。地盤が緩んでいると考えられますので、短い時間の強い雨でも土砂災害を引き起こすおそれがあります。当面は急な斜面などに近づかないようにしてください。