梅雨前線が九州の南まで北上 局地的な激しい雷雨に注意

ウェザーニュース

梅雨前線は今日20日(木)になると九州のすぐ南まで北上します。活動は活発で前線に近い九州を中心に局地的に激しい雨に注意が必要です。

九州南部では非常に激しい雨のおそれも

梅雨前線は東シナ海から九州のすぐ南を通る予想です。

7時までの1時間で、鹿児島県出水と志布志で11.0mmのやや強い雨を観測しています。前線に向かって暖かく湿った空気が強く流れ込み、局地的に雨雲が発達する見込みです。

特に九州南部では発達した雨雲がかかって、雨の強まる可能性があります。薩摩半島や大隅半島南部、種子島・屋久島などは非常に激しい雷雨となるおそれがあるため、道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

午後にかけては雨の範囲が拡大し、九州の広い範囲や四国の西部でも雨の降り出す所が多くなりますので、お出かけの際は雨具が欠かせません。