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九州南部で非常に激しい雨のおそれ 線状降水帯発生の可能性も

ウェザーニュース / 2024年6月20日 11時15分

ウェザーニュース

今日20日(木)は梅雨前線が九州のすぐ南まで北上しています。南から湿った空気が流れ込んで活動が活発となり、九州南部では朝から雨が強まっています。

明朝にかけて非常に激しい雨のおそれ

九州南部では朝から断続的に強い雨が降っています。今日20日(木)10時までの1時間に、鹿児島県指宿市で34.5mm、鹿屋市吉ケ別府で30.5mmの激しい雨を観測しました。

このあとも前線に向かって暖かく湿った空気が強く流れ込み、局地的に雨雲が発達する見込みです。九州南部では発達した雨雲がかかって、断続的に雨が強まります。明日21日(金)の朝にかけて非常に激しい雷雨となるおそれがあるため、道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く)では今夜から明日午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとして、気象台から発表がありました。

強い雨の範囲は段々と拡大する見込みです。九州北部や四国でも、今夜は激しい雨の降る可能性があり注意が必要です。近畿から関東にかけての太平洋側でも、明日の朝は雨が降りやすくなりそうです。

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