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今日は満月「ストロベリームーン」 天気下り坂で見られる地域は限定的

ウェザーニュース / 2024年6月22日 7時5分

ウェザーニュース

今日6月22日(土)は満月です。

6月の満月はストロベリームーンとも呼ばれます。アメリカの農事暦が由来の呼び名ですが、お月さまが実際にイチゴのような色に見えるわけではありません。

気になる天気は…?

今日は西日本から天気が下り坂で、夜にかけて雨の範囲が広がります。北海道から九州の広範囲で雲が厚く、お月さまが見えないところが多そうです。

天気の崩れが遅い東北や関東では、雲の切れ間や雲越しに観測のチャンスがありそうです。

梅雨明けした沖縄では、多少雲が出る可能性はあるものの、月の見える時間は長そうです。ばっちりストロベリームーンを見ることができそうです。

6月の満月、英語で“Strawberry Moon”

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは6月の満月を「ストロベリームーン(Strawberry Moon/苺月)」と呼ぶようです。

実際に月がイチゴのような色に見えるわけではありません。昇りたてのお月さまはイチゴのように赤っぽい色に見えますが、これはこの時期特有のことではなく、夕焼けが赤く見えるのと同じ原理です。

現象おさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
The Old Farmers' Almanac

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