九州で激しい雨続く 大雨による災害発生に警戒を

ウェザーニュース

今日24日(月)は西日本は少し南下した梅雨前線の影響で、太平洋側を中心に雨の降る所が多くなります。

特に九州は東シナ海から湿った空気による発達した雨雲が流れ込みやすく、大雨による土砂災害などに警戒が必要です。

一部の地域で土砂災害の危険度が高まる

土砂災害の危険度

梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んでいて、熊本県から鹿児島県周辺で特に発達した雨雲が流れ込みやすい状況です。

活発な雨雲は前線に近い九州を次々に通過し、局地的に雨が強く降っています。6時36分までの1時間には宮崎県日南市で50.0mmの非常に激しい雨を観測しました。


7時00分の時点で宮崎県と鹿児島県の一部の地域に大雨警報が発表中です。今夜にかけて雨の強まりやすい状況が続くため、危険な所には近づかないようにしてください。


九州南部は先日までの大雨で地盤の緩んでいる可能性がありますので、短時間の雨でも土砂災害の危険度が高まることが考えられます。

道路冠水や低い土地の浸水、河川の増水にも警戒が必要です。