埼玉県熊谷や前橋で36℃予想 茨城県には熱中症警戒アラート

ウェザーニュース

今日24日(月)の関東は梅雨の晴れ間で、真夏を思わせる厳しい暑さが予想されます。内陸部では35℃以上の猛暑日の所が多くなり、茨城県には熱中症警戒アラートが発表されました。

内陸部は軒並み35℃以上の予想

関東の上空1500m付近には＋21℃以上の真夏並みの暖かな空気が流れ込んでいます。東日本周辺では梅雨前線の活動が弱まっていて晴れ間の出ている所が多く、強い日差しで気温が上がる見込みです。

最低気温は20.8℃で比較的過ごしやすい朝となった埼玉県熊谷市では、太陽が高くなるにつれて気温も急上昇し、8時過ぎには早々と25℃に到達しました。

この後もグングン気温は上昇して午前中に30℃を突破し、最高気温は36℃の予想となっています。そのほか、群馬県の前橋市や伊勢崎市、栃木県佐野市、茨城県古河市、東京都八王子市など各地で35℃以上の猛暑日となる見通しです。

熱中症リスク高く対策をしっかりと

午後の暑さ指数(WBGT)の分布を見ても、関東平野の大部分がリスクの高い方から2番目のランクとなる、赤色のエリアになっています。局地的には最高ランクに達する所もある見通しで、熱中症の危険性が高くなる見通しです。

茨城県には今年初めてとなる熱中症警戒アラートが発表されました。特に午後は熱中症の危険性が高まりますので、屋外での活動は最小限に留め、やむを得ない場合は適切な水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩が必要です。室内で過ごす場合もエアコンなどで室温を調整し、熱中症にならないよう注意をしてください。