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今日も梅雨前線が停滞 九州や四国は局地的に激しい雨のおそれ

ウェザーニュース / 2024年6月26日 7時30分

ウェザーニュース

梅雨前線が東シナ海から九州南部、四国の南へとのびています。この梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、今日26日(水)も九州や四国では雨が降り、局地的には激しい雨の降るおそれがあるため注意が必要です。

土砂災害にも注意

今朝は九州北部を中心に1時間に1mm前後の弱い雨が降っていて、四国でも雨の降っているところがあります。

このあとは前線に向かって湿った空気が流れ込む影響で、広範囲で雨の強まる見込みです。すでに鹿児島県の西の海上には発達した積乱雲が見られ、午後にかけて九州南部などに進んでくるとみられます。今夜にかけては断続的に雨の強まることが予想され、局地的には1時間に50mm近い激しい雨が降ることも考えられます。九州北部や四国、中国地方の瀬戸内海側でも本降りの雨となるところがある見込みです。

これまでの大雨で鹿児島県や宮崎県南部を中心に地盤が緩んでいる可能性があります。引き続き、急な斜面などでは土砂災害が発生しやすい状況となっていますので、危険な場所には近づかないようにしてください。

明日はさらに雨が強まるおそれ

また、明日27日(木)から明後日28日(金)にかけては梅雨前線が九州北部まで北上し、前線上に低気圧が発生する予想となっています。東シナ海から前線に向かって暖かく湿った空気が強く流れ込み、雨雲が発達しやすくなります。

九州の東シナ海側を中心に活発な雨雲が広がり、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降る見込みです。線状降水帯が形成された場合は、同じような場所で数時間にわたり激しい雨が続き、災害発生の危険性が高まります。道路冠水や低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。

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