気象庁1か月予報 梅雨明け前でも厳しい暑さ 日本海側で大雨リスク高い
ウェザーニュース / 2024年6月27日 14時30分
今日27日(木)、気象庁は6月29日から7月28日までの1か月予報を発表しました。全国的に気温が高く、梅雨の間でも熱中症対策が欠かせません。梅雨前線は日本海側に停滞しやすく、大雨への警戒が必要です。
期間前半は気温がかなり高い可能性
この先1か月の気温
この時期としては太平洋高気圧の勢力が強い予想で、日本列島の上空には暖かな空気が流れ込みやすくなります。
1か月の平均気温は全国的に平年よりも高い予想で、梅雨の期間であっても暑い日が多くなる見込みです。特に7月上旬にかけては気温が高く、北海道と奄美、沖縄には高温に関する早期天候情報が発表されました。
晴れ間が出ると夏本番と変わらないような暑さになりますので、熱中症対策をしっかりと行うようにしてください。
日本海側は大雨のリスクが高い
この先1か月の降水量
太平洋高気圧の勢力が強いため、梅雨前線は日本海に停滞しやすくなります。暖かく湿った空気が流れ込むことで活動は活発になり、九州から北海道にかけて日本海側の降水量は平年並みか平年よりも多い予想です。
前線が同じような所に停滞した場合は雨が集中的に降って、災害の発生するおそれがありますので、日々の気象情報を確認するようにしてください。
太平洋側の各地は平年並みの予想で、前線の動きによっては雨の強まるタイミングがあるため油断はできません。
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