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爽やか? 芳醇? お好みが一目でわかるメロンチャート

ウェザーニュース / 2024年7月9日 5時20分

ウェザーニュース

初夏の代表的な果物、メロンが旬に入ってきました。種類も豊富で、網目が入っているもの、ツルっとしているもの、皮や果肉の色もバリエーションに富んでいます。メロンは見た目だけでなく、味にもそれぞれ個性があるそうです。

詳しい話を、株式会社マルニシ 代表取締役社長の西村勉さんに伺いました。

網目の有無、果肉の色で大きく4つに分けられる

「日本で流通しているメロンは、それぞれ独特の風味や特徴を持っています。

大きく分けて、ネット状の網目がある品種とない品種、果肉の色が緑色(青肉)、赤色(赤肉)、白色(白肉)の品種があります」(西村さん)

それぞれのメロンの特徴を次のようにチャート化しました。

▼網目あり青肉メロン


「網目のある青肉メロンには、主にマスク(アールス)、アムス、アンデスなどがあります。

青肉メロンは、果肉が鮮やかな緑色で、甘味に爽やかな特徴があり、水分が豊富で口の中でとろけるような食感があります。

甘味は熟成度によって変化し、完熟すると非常に甘くなります」(西村さん)

▼網目あり赤肉メロン


「網目のある赤肉メロンには、クインシー、タカミレッド、夕張、ルピアレッドなどがあります。

赤肉メロンは、深みのある甘さと香りの高さ、独特の食感があり、青肉よりも味が濃厚といわれています」(西村さん)

▼網目なし青肉・赤肉メロン


「網目なしの代表がプリンスです。プリンスには青肉と赤肉があり、やや小ぶりで表面はツルっとしていますが、典型的なメロンの香りと甘みが強くジューシーです。

1962年に初登場すると、メロンといえば高価なマスクメロンしかなかった当時、買いやすい価格で大人気になりました」(西村さん)

▼網目なし白肉メロン


「網目のない白肉メロンには、ホームラン、しらゆきなどがあります。日本ではあまり一般的ではありませんが、独特のさっぱりした味わいは、真夏のデザートに向いています。

甘さが軽やかなので、フルーツサラダなどさまざまな料理にも使えるメロンです。

キンショーは、果皮が黄色いマクワウリにスペイン系メロンを交配して生まれた白肉で、値段も手ごろです」(西村さん)


メロンには、余分な塩分を排出する効果があるカリウムが豊富に含まれています。また赤肉メロンは、抗酸化作用があるといわれるβ-カロテンも多く含まれています。

このメロンチャートを活用して、お好みのメロンを選び、美味しくいただいてこれから本格化する夏に備えましょう。

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