週間天気予報 梅雨前線停滞 北陸などで雨量かさむ

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週前半に大雨のおそれ 土砂災害等警戒
・週後半も曇りや雨の所が多い
・九州 沖縄や北海道はかなりの高温か

梅雨前線が本州付近に停滞する日が続きます。

週前半に大雨のおそれ 土砂災害等警戒

1日(月)は日本海から梅雨前線が南下し、東日本や西日本に停滞します。前線の活動が活発になるため、東海・北陸〜九州にかけての各地で雨量がかさみ、大雨となるおそれがあるため警戒が必要です。

2日(火)になると梅雨前線は西日本から北上傾向となります。中国地方や北陸・東海地方などは引き続き大雨に注意が必要です。

3日(水)は低気圧が日本海から東北地方に進むため、東北や北陸などで雨が強まる可能性があります。日本海側の地域を中心に期間を通しての雨量がかさむ可能性があり、土砂災害等に警戒が必要です。

週後半も曇りや雨の所が多い

4日(木)以降も梅雨前線は西日本の日本海側〜東日本に停滞する日が続き、九州北部〜東北地方にかけての各地は曇りや雨のすっきりとしない天気の日が多くなります。

一方で、太平洋高気圧が西日本方面で北への張り出しを強めるため、九州南部や四国などでは週中頃からは晴れる日もありそうです。その後の週間予報次第ではありますが、気象台が梅雨明け発表の検討を行う可能性も考えられます。

九州・沖縄や北海道はかなりの高温か

九州北部〜東北地方にかけてはこの時期らしく、日差しの有無で気温が大きく変わります。曇りや雨の日はムシムシとはするものの気温の上昇は抑えられます。一方、日差しが届いて一気に厳しい暑さとなり、最高気温が30℃以上の真夏日になるところが増えそうです。梅雨前線の南側に控えていた真夏の湿った空気が流れ込むため、6月中頃までと比べて気温の数字以上に蒸し暑さを感じそうです。

沖縄〜九州南部や北海道では、この時期としては気温の高い日が連続する見通しです。熱中症予防を意識的に行って下さい。