奄美で今年初の猛暑日を観測 西日本、東日本は非常に蒸し暑い

ウェザーニュース

夏空が広がる沖縄や奄美は暑さが続き、奄美大島では35℃以上の猛暑日になりました。梅雨空の西日本、東日本も気温は高く、かなりの蒸し暑さです。

名瀬の猛暑日は7年ぶり

夏の高気圧が勢力を強めていて、沖縄から奄美は今日も夏空が広がっています。強い日差しで気温が上昇し、奄美市・名瀬では14時00分までの最高気温が35.8℃まで上がりました。名瀬で35℃以上の猛暑日を観測するのは7年ぶりです。

梅雨空となっている西日本、東日本も日差しが少ない割に気温は高く、東京都心では29.4℃を観測。湿度が80％前後と高いためかなりの蒸し暑さとなりました。ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では「ムシっと暑い」の回答が関東、近畿で約8割、中国四国や九州でも7割ほどを占めています。

北海道は冷たい空気が流れ込んで気温が下がってきました。札幌市は朝の7時過ぎに最高気温23.8℃を観測したものの、午後は10℃台で推移しました。

明日は九州で強烈な蒸し暑さに

明日2日(火)は梅雨前線が西から北上し、九州などには今日以上に暖かな空気が流れ込んできます。福岡市の最高気温は34℃の予想です。

四国や関東なども雨の降る時間が短いため気温は高く、30℃前後の予想となっています。今日と同じように湿度が高いため蒸し暑くなり、気温の割に熱中症リスクは高くなります。日差しが届いていなくても、しっかりと対策を行ってください。沖縄や奄美は明日も厳しい暑さです。

東北北部や北海道は晴れて日差しがしっかり届く分、今日よりも気温が高く、最高気温は25℃以上の所が多い見込みです。