週間天気 梅雨前線近傍は大雨に警戒 西日本や東日本は猛暑か
ウェザーニュース / 2024年7月3日 15時0分
・北陸など日本海側は大雨になるおそれ
・高温続き猛暑日予想も
梅雨前線が停滞し続ける日本海側では、大雨や災害発生の可能性があります。身の安全を確保するための準備を整えてください。
気温と湿度が高く、とても蒸し暑くなります。通気性や吸湿性に優れた服を着て、熱中症対策を行ってください。
今後の梅雨前線の動向に注意
週末にかけて梅雨前線は西日本の日本海側から東日本付近に停滞する見込みです。梅雨前線の北上や南下に伴い、一時的に晴れることもありますが、九州北部から東北地方にかけては、曇りや雨のすっきりしない天気が続きます。一方、九州南部や四国などでは太平洋高気圧の影響で晴れる日もあるとみています。
来週8日(月)以降は、太平洋高気圧が勢力を弱め、梅雨前線がやや南下する傾向があります。高気圧が弱まることで湿った空気が入りやすくなり、太平洋側でも雨が降る可能性があります。平年より海面水温が高く、雨雲が活発化しやすいため、大雨になるおそれもあります。最新の情報を随時ご確認ください。
北陸など日本海側は大雨になるおそれ
梅雨前線に沿って西から東へ移動する雲が海上から流れ込む日本海側の地域では、期間を通して雨が降りやすく、大雨のおそれがあります。土砂災害などのリスクが高まる可能性があるため、側溝の掃除などの大雨の備えや、避難所や避難経路の確認を行ってください。
前線や高気圧の位置関係次第では、集中豪雨をもたらすような気圧配置になる可能性も否定できません。今後の情報に十分注意をしてください。
高温続き猛暑日予想も
この1週間は、梅雨前線の南側の地域では太平洋高気圧が強まり、暑い日が続きます。特に、4日(木)から5日(金)にかけては強い日差しが降り注ぎ、気温が35℃を超える地域もあるとみています。
その後は、広い範囲で曇りや雨の日が多くなる見通しです。日差しが届かなくても気温は30℃前後まで上がり、真夏日になるところもある予想です。湿度も高く、気温以上に蒸し暑く感じそうです。
北海道や九州南部、沖縄では例年よりも暑い日が続きます。35℃以上の猛暑日になる地域もあるため、我慢せずにエアコンや扇風機を使うなどして、暑さ対策グッズを活用してください。
まだ体が高温多湿に慣れていない時期なので、熱中症のリスクが高まります。意識的に水分を補給し、適度に休憩を取るなど、しっかりと熱中症対策をしてください。
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