午前中のうちに猛暑日に 朝から各地で気温急上昇 熱中症に警戒

ウェザーニュース

今日3日(水)は太平洋高気圧が西日本に張り出し、西日本や東日本を中心に暑さが厳しくなります。午前中から35℃以上の猛暑日となったところがあり、今年一番の暑さとなるところも多くなりそうです。

熱中症に十分に警戒し、意識的に水分補給をしたり、我慢せずエアコンを使うなど、暑さへの対策が必須です。

湿気が多く蒸し暑い

梅雨前線が日本海まで北上し、九州から関東は真夏の強い日差しが照りつけています。上空は真夏の暖かい空気に覆われているため、朝から各地で気温が上がっています。

11時30分までの最高気温は、富山市で35.4℃と午前中から猛暑日となりました。鳥取県米子市で34.8℃、金沢市で34.5℃と日本海側を中心に35℃近くまで上がっているところもあります。

また、11時30分までに福岡34.4℃、広島31.5℃、大阪29.8℃、名古屋33.1℃、東京30.6℃まで上がっていて、西日本や東日本はすでに多くの地点で30℃以上の真夏日になっています。午後はさらに気温が上昇し、35℃以上の猛暑日となるところが増える見込みです。

西日本や東日本では前線の南側に入り、湿度も高くなります。かなり蒸し暑くなるため、屋外だけでなく屋内でも我慢せずにエアコンを使用したり、意識的に水分補給をするなど万全な熱中症対策が必要となります。

北海道では午前中から真夏日に

梅雨前線から離れている北海道でも晴れて気温の上がっているところが多くなっています。

道東では午前中から気温が急上昇して、11時30分までに帯広や紋別で30℃を超えました。このあとは札幌や旭川、北見など他のエリアでも30℃前後まで上がる予想です。

西日本や東日本のような蒸し暑さはありませんが、一日の気温差が非常に大きくなります。日が暮れてからのために長袖の羽織るものを持っていくなど、服装で上手に調節をして体調を崩さないようにお気をつけください。