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静岡で観測史上1位の39.3℃ 真夏並みの暖気にフェーン現象加わる

ウェザーニュース / 2024年7月4日 13時45分

ウェザーニュース

今日7月4日(木)は西日本、東日本の太平洋側で暑さが厳しくなっています。静岡市では13時過ぎに39.3℃の観測史上1位の高温となりました。記録的な気温の上昇は風が大きく影響しています。

風下側で気温の上昇が際立つ

日本付近に停滞している梅雨前線の活動は弱まり、西日本、東日本は太平洋側を中心に朝から強い日差しが照りつけています。上空1500m付近には+21〜24℃という、真夏の最も暑い時期に相当する暖気が流れ込んでいるため、東京都心や名古屋市など各地で35℃以上の猛暑日を観測しました。

その中でも気温の上昇が顕著なのが静岡市です。朝の9時過ぎには早くも35℃に到達し、13時21分には39.3℃まで上昇しています。これは1995年に記録した38.7℃を更新する観測史上1位の高温です。


静岡市周辺の午後の風の解析図を見ると、全体的に西よりの風になっています。この風が山越えとなってフェーン現象を引き起こし、風下にあたる静岡市周辺の気温が特に高くなったことがわかります。同じ静岡県でも山越えの風ではない浜松市は35.6℃にとどまりました。

西風が続く間は気温が下がりにくく、体温を上回るような高温となる見込みです。気温が下がるまでは出来るだけ外出を避け、涼しい室内で過ごすようにしてください。

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