連日、午前中から猛暑日に 今日も熱中症対策が必須

ウェザーニュース

今日5日(金)も西日本、東日本は真夏の暖かな空気に覆われていて、午前中から気温が上昇しています。熱中症リスクの高い状況が続きますので、しっかりと対策をするようにしてください。

真夏の暖気が西日本、東日本を覆う

夏の太平洋高気圧は本州の太平洋側まで勢力を強めていて、西日本、東日本には暖かな空気が流れ込んでいます。上空1500m付近で＋21〜24℃の夏の最も暑い時期の空気に覆われているため、午前中から厳しい暑さです。

11時00分までの最高気温が全国で最も高いのは兵庫県豊岡市で37.0℃まで上昇。静岡県浜松市・佐久間で36.2℃、京都市で35.1℃など、すでに14地点が35℃以上の猛暑日です。そのほか、名古屋市で34.0℃、東京都心では33.8℃を観測しました。

ウェザーニュースアプリ利用者に対して行っている暑さに関する調査では、「危険な暑さ」と回答している割合が関東や東海、近畿などで半数を超えていて、かなりの暑さを感じていることがわかります。

関東や東海は特に熱中症リスクが高い

午後も晴天の続く所が多く、さらに気温は上昇する予想です。

14時の暑さ指数(WBGT)の予想では、関東から東海で危険度が最も高いランクを示す紫色の領域が多く現れ、西日本の平野部や北陸では2番目のランクにあたる赤色の領域が広がっています。

今日は西日本、東日本を中心とした23地域に熱中症アラートが発表されています。熱中症のリスクが非常に高い気象条件となりますので、屋外での運動が避けるようにし、活動の必要がある場合は適切な水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩など、最大限の熱中症対策を行ってください。

室内でも熱中症になることが考えられますので、エアコンなどで室温管理をした上で、喉が乾く前に水分補給を行うなどの対策が必要です。