週間天気予報 週明けにかけ熱中症に厳重警戒 来週は梅雨らしさ戻る

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週末の太平洋側は夏の天気
・週明けにかけて熱中症に厳重警戒
・梅雨前線が南下傾向、再び梅雨空に

7日(日)を中心に厳しい暑さとなり、熱中症に厳重な警戒が必要です。来週になると梅雨前線が南下し、全国的に曇りや雨の日が多くなります。

週末の太平洋側は夏の天気

週明けにかけては梅雨前線は日本海〜北日本付近に停滞する日が続き、低気圧が6日(土)頃と8日(月)頃に北日本を通過する予想です。

北日本や本州の日本海側の地域では曇りや雨の日が続き、所によっては雨が強まる可能性があります。今後の情報に注意してください。

一方、東日本や西日本の太平洋側は夏の高気圧に覆われて、週末にかけては曇りや晴れの日が多くなる見通しです。夏のような天気で、ゲリラ雷雨などの急な雨にはご注意ください。

週明けにかけて熱中症に厳重警戒

梅雨前線の南側に控えていた高温多湿の夏の空気が、週明けにかけて東日本から西日本の太平洋側に流れ込んでいます。

関東や東海などは明日7日(日)が一連の暑さのピークになり、内陸部では40℃に迫る猛烈な暑さとなる見込みです。

夜もあまり気温は下がらず、熱帯夜となるところもあります。積極的な水分補給や夜間でも適切な冷房利用等で熱中症予防を心がけてください。

来週中頃になると危険な高温になる地点は減少する見込みですが、梅雨らしくムシムシとした不快な暑さが続きそうです。

梅雨前線が南下傾向　再び梅雨空に

来週になると太平洋高気圧の北への張り出しが弱まり、梅雨前線が西日本から東日本付近に停滞する日が増えそうです。

太平洋側の各地も梅雨らしい曇り空の日が増え、雨の降る地域がありそうです。北日本もたびたび気圧の谷や低気圧の影響を受けて、天気の崩れるエリアがある見込みです。

九州から東北地方にかけての梅雨明けは7月中旬以降になりそうです。