東北地方で強い雨 秋田県に大雨警報 北海道や北陸も強雨に注意

ウェザーニュース

今日7月7日(日)は梅雨前線が朝鮮半島から日本海を通って東北地方にのびています。秋田や岩手で雨が強まっていて、秋田県内には大雨警報が発表されました。

東北ではこのあとも断続的に雨が降り、低気圧の接近する北海道や前線が近づく北陸でも強まる雨に注意が必要です。

秋田県では1時間に26mmの強い雨

太平洋高気圧が北への張り出しを強めているため、梅雨前線の位置は東北地方にまで北上しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで雨雲が発達していて、秋田県藤里町のアメダス藤里では、今朝6時58分までの1時間に26.0mmの強い雨を観測しました。

東北地方ではこのあとも前線が停滞し、昼すぎには前線上の閉塞点が通過するため一時的に激しい雨の降る可能性があります。雨量がかさんで大雨となる可能性もあるため、道路冠水や低地の浸水等にご注意ください。

午後は日本海で前線が南下傾向

午後は日本海で梅雨前線が南下傾向で、北陸地方にも雨雲が接近する予想です。山形県や新潟県、石川県の能登半島などでは昼すぎから雨が降りだし、一時的に強い雨が降る可能性があります。午前中は晴れていても、午後は天気の急変に注意してください。帰り道のために折りたたみ傘を持ってお出かけください。

低気圧の接近する北海道でも夕方以降は本降りの雨となる所が増えそうです。道南だけでなく道央や道北も強まる雨に注意してください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）