静岡で今年全国最高の40℃ 全国の猛暑日地点数も今年最多を更新

ウェザーニュース

今日7月7日(日)は上空の強い暖気と日射の影響で、東北南部から九州の広範囲で35℃以上の猛暑日となり、厳しい暑さとなりました。全国の猛暑日地点数は今年最多となっています。

静岡市ではフェーン現象の効果も加わって顕著な高温となり、今年全国で初めて40℃を観測しました。

静岡地方気象台での観測史上最高気温

本州の上空約1500mには摂氏24～27度という真夏でもあまりない非常に強い暖気が流れ込んでいます。この強い暖気と日射の影響で広範囲で気温が高くなりました。

15時までの集計で、最高気温が35℃以上の猛暑日になった地点数は今年最多の238地点にのぼっています。

全国で最も高い最高気温は静岡地方気象台で観測された40.0℃で、これは今年全国で最高気温となっています。静岡地方気象台では1940年からの統計史上最高気温を4日(木)に更新していましたが、この記録を3日後に更新したかたちです。

15時までに、福島県〜兵庫県の10地点で観測史上１位の値を更新しています（静岡を含む）。名古屋でも今年最高の37.7℃を観測し4日連続の猛暑日になりました。

明日も関東などで猛烈な暑さ

明日7月8日(月)も関東以西の各地では上空の暖気と日射の影響で猛暑が続きます。予想最高気温は東京で37℃、名古屋で36℃、福岡で35℃となっています。

特に関東や東海では危険な暑さが続くので、こまめな水分補給など万全の熱中症予防が欠かせません。暑い昼間の時間帯は、エアコンの効いた涼しい場所で過ごすなど、熱中症対策になる行動を積極的に行ってください。