東北南部や北陸は大雨のおそれ 梅雨前線周辺は発達した雨雲が流れ込む

ウェザーニュース

今日7月8日(月)は梅雨前線が昨日よりもやや南下して北陸から東北南部付近に停滞します。北陸や東北南部を中心に断続的に雨が降り、大雨に注意が必要です。

昨夜から今朝にかけて発達した雨雲通過

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、前線に近い東北南部や新潟県では昨夜から断続的に雨が降っています。日本海から次々と雨雲が流れ込み、雨の強まるタイミングがある見込みです。

今朝も発達した雨雲が通過した際には雨が強まり、山形県鶴岡市のアメダス荒沢では6時26分までの1時間に38.5mmの激しい雨を観測しました。最上町にあるアメダス瀬見や向町では、今朝7時までの12時間降水量が120mmに達し、ともに7月の1位の値を更新する大雨となっています。山形県や宮城県、秋田県の一部には大雨警報が発表中です。

このあとも雨続く　河川増水などに注意を

このあとも梅雨前線に近い東北南部や北陸では雨雲が通過しやすく、断続的に雨が降る見込みです。日本海から暖かく湿った空気が流れ込むため、一時的には雷を伴って土砂降りの雨となることがあります。

明日にかけて多いところではさらに100〜150mmの雨が予想されています。また明後日以降も雨の降りやすい状況が続くため、雨量がまとまり大雨となるおそれがあります。道路冠水や低地の浸水、河川や用水路の増水に注意をしてください。