関東から九州で体温超えの厳しい暑さ 猛暑日地点は5日ぶりに100地点未満

ウェザーニュース

今日9日(火)は関東から九州にかけての太平洋側で暑さが続き、一部では体温超えの厳しい暑さになりました。ただ、猛暑日地点は減少し、5日ぶりに100地点未満になっています。

東京都心も猛暑日目前の34.5℃

昨日までに比べると暑さをもたらした夏の高気圧が南に後退し、それとともに梅雨前線が南下してきました。西日本や東海、関東などは雲が増えた分だけ、気温の上昇が抑えられています。

それでも太平洋側を中心に暑さは厳しく、15時00分時点の最高気温が最も高くなった宮崎県日向市で38.5℃、茨城県土浦市で37.5℃など、一部の地域では体温を上回るくらいまで上昇しました。

東京都心は34.5℃、名古屋市は34.7℃と35℃には届かず、猛暑日は全国62地点で5日ぶりに100地点未満となっています。

明日は雨で猛暑日地点減少も蒸し暑い

明日10日(水)は梅雨前線がさらに南下し、西日本や東日本の太平洋側でも雨の降る所が多くなります。最高気温は35℃以上の猛暑日の地点は今日よりもさらに減少する見込みです。

日差しが届かないとは言っても西日本や東海はほとんどの所が30℃を超える予想となっています。湿度が高いため蒸し暑く、熱中症リスクの高い状況は続く見通しです。晴れ間の見える東京都心は34℃で今日と変わらない暑さとなります。

北海道は晴れても25℃を少し超えるくらいです。湿度は高めで、カラッとした暑さではありません。