九州で局地的に雨雲が発達 午後は四国も急な激しい雨に注意を

ウェザーニュース

今日10日(水)は梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で、九州の一部で雨雲が発達しています。午後は四国や近畿南部でも雨の強まる所があるため注意が必要です。

短時間の激しい雨による道路冠水などに注意

梅雨前線は日本海に停滞していて前線上の朝鮮半島付近を低気圧が進んできます。太平洋高気圧の縁をまわって流れ込む湿った空気が勢いを強め、九州は雨雲が発達しやすい状況です。

活発な雨雲のラインがいくつか形成されて、その周辺では雨が強まっています。雨雲が通過するタイミングでは10分あたりで5mm前後（1時間換算では30mm前後）の雨を観測しました。



午後にかけては低気圧の東進に伴って、湿った空気の流れ込みやすいエリアが変化し、九州南部から四国、近畿南部など太平洋側を中心に雨雲が発達する見込みです。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水などに注意をしてください。

また、九州北部は梅雨前線本体が近づく夕方以降に雨の強まる可能性がありますので、こちらも注意が必要です。