梅雨前線の活動は活発 日本海側で雨が強く東北は土砂災害警戒
ウェザーニュース / 2024年7月10日 11時40分
今日10日(水)も日本海に停滞する梅雨前線の活動は活発になっています。これまでの雨量が多くなっている東北は特に土砂災害の危険性が高く、警戒が必要です。
東北で土砂災害の危険性が高い
梅雨前線は日本海に停滞していて活動の活発な状態が続いています。昨夜は雨が小康状態となっていた東北では再び発達した雨雲がかかり始めて雨が強まってきました。
秋田県や山形県で雨が強まり、11時30分までの1時間には秋田県由利本荘市で17.5mmのやや強い雨を観測しました。72時間の雨量は200mm前後に達していて、土砂災害の危険度が高い状況です。11時30分の時点で秋田県の一部に土砂災害警戒情報、山形県には大雨警報が発表されています。
梅雨前線に近い北陸や山陰でも活発な雨雲が断続的に通過し、湿った空気が流入している九州、四国でも雨雲が発達しています。
今夜にかけて雨が強まり災害の発生に警戒
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202407/202407100095_box_img2_A.png?1720577811)
梅雨前線は午後から夜にかけて南下傾向で、北陸や山陰に加え、九州北部でも強い雨の降る所がある見込みです。また、前線上の低気圧が進んでくる影響で、東北日本海側では夕方以降、さらに雨が強まるとみられます。
低気圧や梅雨前線に向かって湿った空気が継続的に流入するため、周辺では雨雲の発達しやすい状態が続く見通しです。局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。
東北から北陸、山陰にかけての日本海側を中心に土砂災害や道路冠水、低い土地の浸水、河川の増水などに警戒が必要です。
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