近畿から関東で昨日より気温上昇 湿度が高めで熱中症には注意を

ウェザーニュース

三連休初日の今日13日(土)は近畿から関東を中心に昨日よりも気温が上昇しています。湿度が高めのため、30℃くらいでも熱中症に注意が必要です。

東海で昨日を大幅に上回る

梅雨前線が少し南に離れ、雨のエリアが縮小しました。東日本、北日本では日差しの届いている所が多く、昨日に比べると気温が高くなっています。

10時30分の気温は近畿や東日本の各地で昨日を大きく上回り、特に東海では5℃以上高めです。名古屋市は昨日の同じ時刻に比べて6.7℃も高い29.6℃、東京都心は4.4℃高い29.7℃、大阪市は5.0℃高い27.9℃まで上がってきました。

ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では7割前後の方が「ムシッと暑い」と回答しています。（9〜10時の集計）

屋外での長時間の活動は熱中症対策を

午後はもう少し気温が上昇し、最高気温は東京都心が30℃、名古屋市や大阪市は31℃と真夏日の予想になっています。

極端な暑さではないものの、湿度が50〜60%ほどと高めです。その分だけ蒸し暑く、暑さ指数(WBGT)の予測では西日本から関東の広範囲で、上から3番目のランクに当たるオレンジ色のエリアが広がっています。

猛暑日の時ほどの高リスクではないものの、屋外で長時間活動を行うと熱中症になりやすい状況です。体感的にそれほど厳しい暑さとは思わなくても、定期的に水分補給や塩分補給を行い、涼しい所での休憩も確保するようにしてください。