週間天気予報 梅雨明け前の大雨に注意 その後は夏到来か

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週前半は梅雨末期の大雨に注意を
・週中頃から夏らしい天気に 梅雨明けか
・再び真夏らしい暑さの日が増える見通し

週中頃からは夏の高気圧が北への張り出しを強め、梅雨前線が日本海に離れる傾向が予想されます。

週前半は梅雨末期の大雨に注意を

三連休最終日の15日(月)海の日にかけて梅雨前線が西日本の日本海側〜東日本に停滞し、広範囲で雨が降る予想です。前線の活動の程度や、雨雲の停滞する位置次第では雨量がかさみ、大雨になる地域も出てくる可能性があります。

前線の近傍だけでなく、前線から南に離れた地域で雨雲が発達することも考えられるため、天気図だけでなく雨雲レーダー等も活用して雨に備えるようにしてください。

週中頃から夏らしい天気に 梅雨明けか

週中頃からは夏の日本列島を支配する太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強ることで、梅雨前線の活動が次第に弱まり、停滞する位置が日本海〜北日本方面に変わってくる予想です。

前線の南側は湿った空気の影響で曇るところもありますが、晴れ間も期待でき、夏のような天気の日が増えてくる予想です。今年はこれまでに沖縄・奄美を除く地域では梅雨明けの発表がありませんが、平年であればそろそろ梅雨明けの時期になりますので、気象台から梅雨明けの発表があるかもしれません。

一方で、北陸や北日本の各地は梅雨前線や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が続く予想です。梅雨明けはまだ見通せません。

再び真夏らしい暑さの日が増える見通し

西日本や東日本では、今月3日(水)頃から10日(水)頃にかけて気温がかなり高い日が続きました。一旦この傾向は解消していますが、週中頃からは再び真夏らしい暑さの日が増える見通しです。

最高気温が30℃以上の真夏日が続き、所々で35℃以上の猛暑日が予想されています。雨の後は再び暑さに注意が必要な日々が戻ってきそうです。