三連休中日は西と東は傘をお伴に 北と南は夏の空

ウェザーニュース

梅雨前線の活動が活発になり、九州を中心に激しい雨が降っています。

今日14日(日)は、西日本や東日本でも梅雨前線の影響で断続的に雨が降り、一時的に雨が強まることがあります。傘が手放せない一日となります。

梅雨空の日曜日

今日14日(日)は、梅雨前線が北上して九州を中心に雨が激しく降っています。


8時00分までに、長崎県の福江で1時間に85.0mmの猛烈な雨が降りました。鹿児島県の中甑では51.0mm、熊本県の松島では43.5mmの非常に激しい雨が観測されています。

そのほか、西日本や東日本でも前線が北上して暖かく湿った空気が流れ込みやすくなっており、京都府の美山では1時間に11.5mm、岐阜県の萩原では1時間に9.5mm、東京都の江戸川臨海では1時間に7.5mmのやや強い雨が降りました。

この後も前線に向かって湿った空気が流れ込み続けるため、午後にかけて多くの地域で雨が降る予想です。外出時に雨が降っていなくても、傘を持ってお出かけください。

特に九州では、連日の雨で地盤が緩んでいる可能性が高いため、急な斜面には近づかないようにご注意ください。

北と南はグングン気温上昇

一方、梅雨前線から離れている北海道や、梅雨明けしている沖縄では、晴れて夏空が広がります。

8時00分までの最低気温は、札幌で18.5℃、那覇で29.2℃でした。昼間は強い日差しが照りつけ、札幌の予想最高気温は27℃で夏日、那覇は35℃の真夏日の予想です。

特に札幌では、朝と昼で気温差が10℃近くになるため、服装選びにご注意ください。また、こまめに水分や塩分を補給して、暑さ対策を忘れずに行ってください。