西日本や北海道を中心に夏の暑さに 明日は東日本も暑さ増す

ウェザーニュース

今日17日(水)は高気圧に覆われてしっかりと晴れた西日本や北海道を中心に気温が高くなりました。梅雨明けした九州南部など、35℃以上の猛暑日になった所もあります。

明日18日(木)は関東など東日本でも気温が上がる予想です。

一週間ぶりに猛暑日地点数が2桁に

太平洋高気圧が勢力を強め、西日本は広い範囲で強い日差しが降り注ぎました。午前中から30℃を超えた所が多く、ほとんどの地点で真夏日になっています。福岡県太宰府市や宮崎県美郷町神門など35℃以上の猛暑日になった所もあり、全国の猛暑日地点数は10日以来一週間ぶりに2桁になりました（15時までに16地点）。

北海道も朝から晴れて気温が高く、15時までに道内72地点で30℃以上の真夏日になりました。札幌市は14時38分に観測した31.4℃が今日の最高気温で、二日連続の真夏日です。

雲が多くなった東日本や東北は気温の上昇が鈍かったものの、東京都心は雲の隙間から届いた日差しで4日ぶりに30℃を超えました。

明日は東日本も軒並み30℃超え予想

18日(木)の天気と気温

明日18日(木)は梅雨前線がさらに北上し、東北付近に停滞する見込みです。近畿から関東付近は高気圧の圏内で日差しの届く所が多く、厳しい暑さになるとみています。

最高気温は東京都心や大阪で34℃、名古屋で35℃の予想です。暑いと感じたら無理せず冷房を使用し、こまめに水分を摂るようにしてください。

北海道も引き続き晴れて、真夏並みの暑さになります。札幌は三日連続の真夏日となる予想です。

一方、九州や四国・中国は、高気圧の縁に沿って吹く湿った空気の影響で、雲が広がりやすくなります。急な雷雨にも注意が必要です。日差しが乏しい分、気温も今日ほどは上がらない予想になっています。湿度は高く不快な蒸し暑さが続きますので、熱中症対策は忘れずに行ってください。