山形県に大雨警報 東北南部は昼頃まで浸水や河川増水に警戒

ウェザーニュース

梅雨前線が停滞している東北では、南部を中心に雨が降っています。特に山形県で激しい雨となり、大雨警報が発表されました。昼頃までは同じような場所で大雨となるおそれがあるため、低地の浸水や河川の増水に警戒が必要です。

1時間に50mm超の雨を観測している所も

今日18日(木)9時現在、梅雨前線は東北南部付近から日本海、朝鮮半島北部方面にのびているとみられます。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線付近では雨雲が発達している状況です。

特に山形県で激しい雨となっていて、酒田市では9時10分までの1時間に45.0mmの激しい雨を観測しました。7月としては6位の記録を更新しています。国土交通省の設置した雨量計では50mmを超えている所もあり、酒田市には大雨警報が発表中です。

昼頃までは同じような場所で激しい雨が続くおそれがあり、周辺では道路冠水や低地の浸水、河川増水に警戒が必要です。不要不急な外出は控え、危険な場所には近づかないようにしてください。

午後には前線が北上し、東北北部で雨が降りやすくなる見通しです。