九州で局地的に非常に激しい雨 落雷や突風などにも注意

ウェザーニュース

九州は梅雨前線や湿った空気の影響で活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨の降っている所があります。晴れていても天気が急変する可能性があるため注意が必要です。

昼過ぎにかけて激しい雨に注意

九州は梅雨前線に近い北部に発達した雨雲のかかっている所があります。特に長崎県・壱岐地方で雨が激しく、10時00分までの1時間に壱岐市・石田では54.5mmの非常に激しい雨を観測しました。長崎県や佐賀県の一部にも雨雲が広がっています。

また、前線から離れている九州南部も大気の状態が不安定になっていて、鹿児島県を中心に局地的に雨雲が発達している状況です。一つ一つの雨雲はそれほど大きくはないものの活発で、雨雲が通過するタイミングでは10分で5mm以上（1時間換算では30mm以上に相当）の土砂降りの雨になっています。


九州北部では昼過ぎにかけて発達した雨雲が通過し、この後は福岡県などでも雨が強まる見込みです。九州南部も同様に雨雲の発達しやすい状態が続きますので、急な激しい雨や落雷、突風などに注意をしてください。