猛暑日が11日ぶりに100地点超 那覇では観測史上1位を更新

ウェザーニュース

今日19日(金)は西日本、東日本の日差しが出た所で気温が上昇しました。フェーン現象が起きた地域では体温超えの厳しい暑さです。沖縄は相変わらず暑く、那覇市では観測史上1位を更新しています。

37℃超える体温並みの暑さの所も

西日本、東日本は太平洋側を中心に夏の高気圧に覆われ、四国では梅雨明けが発表されました。日本海に伸びる梅雨前線に向かって暖かな空気が流れ込んでいて、日差しが出た所では暑さが厳しくなっています。

南寄りの風が山越えとなってフェーン現象が発生した所は特に気温の上昇が顕著で、15時00分までの最高気温は全国で最も高い宮崎県日向市で37.9℃、福井県小浜市で37.8℃など体温超えの暑さです。また、沖縄県那覇市は36.0℃を観測し、2001年の記録を更新する観測史上1位となっています。猛暑日の地点は昨日よりも増加し、11日ぶりに100地点に達しました。

北日本は雨の降り出しが早かった日本海側で気温が上がらず、札幌市の最高気温は昨日に比べて8℃ほど低い25.3℃に留まっています。

明日は東京都心で猛暑日予想

明日20日(土)も西日本から東海、関東にかけては厳しい暑さとなります。

午前中から日差しが届く関東は気温が上がるペースが早く、東京都心は35℃の猛暑日となる見込みです。西日本で雲が多いエリアも35℃前後まで上がる予想となっています。熱中症対策は必須の一日になります。

雨が降りやすい北陸や東北日本海側は30℃前後にとどまる予想です。北海道は日差しと共に暑さが戻り、札幌市や旭川市は30℃を上回ります。