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今夜は満月 7月の満月は別名「バックムーン」とも

ウェザーニュース / 2024年7月21日 7時30分

ウェザーニュース

今日7月21日(日)は満月です。満月は夕方の日暮れの頃に東の空から昇り、翌日の明け方の日の出の頃に西の空に沈みます。

7月の満月はアメリカの農事暦で「バックムーン」とも呼ばれます。気になる今夜の天気など解説します。

広範囲で満月が見られるチャンス

今夜は太平洋高気圧に覆われる九州〜東北の各地で晴れるところが多く、満月の見られるところが多そうです。夜のはじめ頃は夕立の名残で曇っているところがありそうですが、夜半にかけてチャンスが広がりそうです。

北日本は低気圧の接近に伴い天気が下り坂です。雲のすきまや雲越しに満月を見られる可能性がありますが、日本海側の地域などでは雨が降り月が見えないところもありそうです。

沖縄は時々雨雲が通過しますが、お月さまの出てくる時間もありそうです。


▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室 日の入り 18時51分 月の出 19時15分
仙台 日の入り 18時56分 月の出 19時16分
東京 日の入り 18時54分 月の出 19時12分
大阪 日の入り 19時09分 月の出 19時27分
福岡 日の入り 19時26分 月の出 19時44分
那覇 日の入り 19時22分 月の出 19時36分

7月の満月、英語で”Buck Moon”

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは7月の満月を「バックムーン(Buck Moon/男鹿月)」と呼ぶことがあるそうです。

7月は雄ジカ(=バック)のツノが生え変わる時期であることから、この名前がつけられたといわれています。

現象のおさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。

参考資料など

The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

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