週間天気予報 来週にかけて危険な暑さ続く 日本の南で台風発生へ

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・九州北部〜東北南部も梅雨明けへ
・猛暑日が続く　熱中症に警戒
・台風が発生して、沖縄に影響か

夏の高気圧が北への張り出しを強め、西日本から東日本は猛暑日が続き、北日本は梅雨前線が停滞する傾向が予想されます。

日本の南では台風が発生して沖縄に影響を及ぼす可能性が出てきています。

九州北部〜東北南部も梅雨明けへ

太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強め、梅雨前線が停滞する位置は朝鮮半島〜北日本方面に変わります。

暖かく湿った空気の影響で雲は多めながらも、東日本や西日本からは前線が離れるため晴れる日が多い予想です。

今週に梅雨明けの発表があった九州南部・東海・関東甲信・四国に続き、九州北部〜東北南部の各地でも来週にかけて気象台から梅雨明けの発表がありそうです。一方、東北北部はこのあとも曇りや雨の日が続きそうです。

猛暑日が続く　熱中症に警戒

夏の太平洋高気圧に覆われて、暑さも厳しくなります。高温多湿の空気に覆われるため、最高気温が30℃以上の真夏日が続き、東京や大阪など都市部を含め、35℃以上の猛暑日が予想されている所もあります。

こまめな水分補給に加え、エアコンの効いた涼しい室内で過ごし、しっかり休息をとるなど熱中症予防を心がけてください。

台風が発生して、沖縄に影響か

熱帯低気圧情報

フィリピンの東と南シナ海で発達中の2つの熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。

フィリピンの東にある台風に発達予想の熱帯低気圧の進路予想を見ると、太平洋高気圧の縁をまわるように北西に進み、沖縄や台湾の付近に進む可能性が高くなっています。

沖縄県は来週中頃に高波や風・雨の影響がでる可能性があるため、今後の台風情報等に注意してください。