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台風3号(ケーミー)の接近で沖縄は週半ばに荒天 暴風や大雨に警戒

ウェザーニュース / 2024年7月21日 16時10分

ウェザーニュース

7月21日(日)15時現在、台風3号(ケーミー)はフィリピンの東を北西に進んでいます。

今後さらに発達して暴風域を伴い、週中頃に非常に強い勢力で沖縄に接近する予想です。進路に近い先島諸島を中心に暴風を伴った雨で大荒れの天気となるおそれがあるため、早めに台風対策を行うようにしてください。

▼台風3号 7月21日(日)15時
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 15 km/h
 中心気圧   992 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s


※記事本文は下に続きます。

先島では23日(火)から早くも風が強まる

台風3号は本州付近に張り出している太平洋高気圧の縁をまわるように北上し、24日(水)〜25日(木)頃に沖縄の先島諸島付近を通過する可能性が高くなっています。

周辺の海面水温が高く風などの環境も発達に適しているため、勢力を急速に強める見込みです。明日22日(月)には暴風域を伴い、沖縄に近づくタイミングで非常に強い勢力まで発達することが予想されています。

沖縄では23日(火)から25日(木)頃にかけて、暴風や強雨で大荒れの天気となるおそれがあるため、今後の台風情報に注意するとともに、台風対策を早めに進めるようにして下さい。

沖縄を通過後は大陸の沿岸のあたりを北上する可能性が高まっていて日本からは離れる見通しですが、湿った空気の影響で西日本の太平洋側などで雨が降りやすくなりそうです。雨量が多くなる可能性も考えられるため、台風の進路から離れていても油断はできません。

参考 世界各国の気象機関が計算した進路の数値シミュレーション結果

台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率がが3%以上の府県予報区は以下の通りです。(気象庁)
 奄美地方   1 %
 沖縄本島地方 10 %
 宮古島地方  53 %
 八重山地方  71 %

台風4号は中国・ベトナムの国境付近に進む

7月21日(日)12時に発生した、台風4号(プラピルーン)は南シナ海を北西に進んでいます。

今後はあまり勢力を強めず中国とベトナムの国境付近に上陸する見込みです。進路にあたる地域では大雨が予想されます。


▼台風4号 7月21日(日)15時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 10 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

平年の台風発生数

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風3号の名前「ケーミー(Gaemi)」は韓国が提案した名称で、あり(蟻)のことを指す韓国語(개미)からとられています。

台風4号の名前「プラピルーン(Prapiroon)」はタイが提案した名称で、雨の神のことを指すタイ語(พระพิรุณ)からとられています。

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