週間天気 沖縄は台風3号の影響残る 東日本や西日本は厳しい暑さ続く

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・沖縄は明日にかけて台風3号の影響残る
・猛暑続く　万全な熱中症対策を
・北陸、東北南部も梅雨明けか

沖縄では台風3号が通過したあとも影響が残る予想です。本州方面は厳しい暑さが続きます。

沖縄は明日にかけて台風3号の影響残る

風の予想　25日(木)9時

台風3号（ケーミー）は大型で非常に強い勢力で、沖縄・先島諸島に今日最も接近する予想です。大雨や暴風、高波、高潮などに厳重に警戒してください。台風の動きが遅いため、強い雨風の影響は明日25日(木)にかけても残る見込みです。沖縄本島でも台風周辺の湿った空気の影響で雨が続きます。雨量がまとまり冠水や浸水被害の発生するおそれがあるため、自治体からの情報にも留意してください。

台風は沖縄・先島諸島付近を通過後、中国大陸方面に進む見通しです。台風と太平洋高気圧の間で湿った空気が流れ込み、西日本の太平洋側で雨が降りやすくなります。雨量がまとまる可能性もあるため、台風の進路から離れていても油断はできません。

猛暑続く　万全な熱中症対策を

東日本や西日本は、夏の太平洋高気圧に覆われて広範囲で夏空となる見込みです。強い日差しや暖かい空気に覆われることにより、多くの地域で気温が35℃前後の日が続く予想です。フェーン現象も加わると体温を超えるような危険な暑さとなるおそれもあります。

水分や塩分をしっかり摂り、エアコンの効いた涼しい部屋で過ごすなど、熱中症予防を十分に行ってください。また、日頃から十分な睡眠と栄養をとり、健康管理にも注意してください。

北陸、東北南部も梅雨明けか

梅雨前線が朝鮮半島から東北北部付近に停滞する傾向のため、梅雨明けがまだ発表されていない北陸地方や東北南部でも、今週後半には梅雨明けとなる可能性が高いといえそうです。

一方、東北北部や北海道は低気圧や梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多くなります。東北北部の梅雨明けは来週以降となりそうです。