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明日は北日本で大雨警戒 山形・秋田は災害発生しやすい状況続く

ウェザーニュース / 2024年7月28日 16時20分

ウェザーニュース

北日本は明日29日(月)も雨の降る所が多く、今日以上に強まるおそれがあります。台風3号が大陸に持ち込んだ湿った空気の一部が流れ込むことで、雨雲が発達する見込みです。

堤防が決壊した河川では少ない雨でも氾濫の危険性

梅雨前線は日本海から津軽海峡付近に伸び、前線上の日本海を低気圧が進んできます。中国大陸に上陸して熱帯低気圧に変わった台風3号が運んできた非常に湿った空気が、太平洋高気圧の縁をまわる形で低気圧や前線に流れ込む見込みです。

特に低気圧が通過する北海道の道南を中心に雨が強まるとみられ、局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。激しい雨による道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。


また、日本海から湿った空気が強く吹き付ける形になる東北の日本海側も雨雲が発達しやすく、雨の強まる所がある予想です。先日に大雨被害があった山形県や秋田県では地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害が発生する可能性があります。急な斜面などには近づかないようにしてください。

秋田河川国道事務所は秋田県内の流れる子吉川と石沢川では堤防が決壊したため、水防警報等の発表基準が引き下げると発表しました。普段よりも少ない雨で氾濫の危険性が高まるため、急な増水にも警戒が必要です。

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